ロケツーリズム協議会
成功事例が導く観光客UPの秘訣。映画・ドラマで、まちが変わる!

≪千葉県茂原市≫ ロケ活用でマイクロツーリズム。コロナ禍こそロケが熱い!

 

映画やテレビのロケ地として、人気急上昇中の千葉県茂原市。2018年10月にロケの本格的な受け入れをスタートしてから、撮影実績は2年で104件。

2021年1月クールでも『青のSP—学校内警察・嶋田隆平—』のメイン舞台として登場するなど、映像制作者から熱い視線を浴びる町です。

緊急事態宣言が発令された2020年も、安全面への配慮を徹底し、撮影を受け入れ。近隣住民を観光客として呼び込むマイクロツーリズムにも取り組み、シティプロモーションと経済波及効果の両面からロケを上手く活用しています。

 


ロケ地パネルで、「何もない町」が観光地に!


映画やドラマのロケが行われたら、その場所でロケがあった事実をPRすることが重要。さらに、ロケが行われた詳しい場所や様子が分かるモノを用意すると、ロケ地めぐりを盛り上げることができます。

千葉県茂原市では、コロナ禍で観光客の誘致が見込めない中でも、さまざまなツールを活用し、人気作品のロケ地であることをアピール。ブランディングと地域住民へのPRにつなげてきました。

★ロケ地MAP・ロケ地パネルには、作品のシーン写真!

▽『ロケーションジャパン101号』で、茂原市のロケ地とグルメを楽しめるMAPを作成。

▽映画『浅田家!』やドラマ『青のSP』など、出演俳優の写真が載ったパネルを訪れるファン、続出。

一見するとどこにでもある商店街でも、ロケ地パネルがあることで作品の聖地へと様変わりします。

また、作品のシーン写真や、俳優・タレントの映った写真が載ったパネルがあると、実際に現場に足を運んでみたくなるもの。ファンが訪れ、写真を撮ってSNSにアップすることで、さらに拡散していきます。

 

★作品の写真を活用したパネル展も。

市内で撮影された映画『青くて痛くて脆い』『浅田家!』『罪の声』では、シーン写真やロケ当時の様子を使ったパネルを展示。茂原市民や近隣地域の住民が訪れ、コロナ禍のマイクロツーリズムを体現する事例となりました。

出演者が映る作品中のシーン写真を使うためには、複雑な権利処理の手続きや申請が必要。

千葉県茂原市は、ロケツーリズム協議会で「肖像権って?パブリシティ権って?」「どこに問い合わせればいいの?」「気をつけるべきポイントは?」といった権利処理のノウハウをイチから学び、対応しました。

 


コロナ禍でも撮影を受け入れ。カギは徹底した感染対策!


AbemaTVで放送されたオーディション番組『主役の椅子はオレの椅子』。歌舞伎俳優・尾上松也がMCを務めるこの番組は、コロナ禍真っ只中の2020年8月に茂原市で撮影されました。

企画がスタートしたのは、緊急事態宣言の発令が見込まれていた頃。撮影スタッフは「ロケハンのための移動も難しい」「撮影を受け入れてくれる地域が少ない」といった制限の中での制作を余儀なくされたのです。

そこで、柔軟な対応を見せたのが、これまで豊富なロケ受け入れの実績がある茂原市。ロケは田中豊彦市長自ら交渉し、誘致。

・ロケハンは最小限の人数で
・打ち合わせはオンラインを活用
・出演者・スタッフの検温の実施
マスクやアクリル板、フェイスシールドの着用
・こまめなアルコール消毒

などの感染対策を徹底し、ロケハンからクランクアップまでをサポートしました。

▽『主役の椅子はオレの椅子』撮影スケジュール

この撮影で、
ロケ弁・飲食費:61万円
その他:21万円
→総額82万円もの収益が発生!

この実績もあり、コロナ禍でも撮影の問い合わせは絶えず舞い込んでいる状況。2021年1月クールのドラマも茂原市で多数撮影されています。

 


官民一体で撮影を応援!ロケの聖地へのあゆみ


▼2018年10月、「千葉もばらロケーションサービス」設立

茂原商工会議所 秋葉吉秋会頭を会長、田中豊彦市長を顧問とし、官民一体の撮影サポート組織「千葉もばらロケーションサービス」が誕生。

 

▼まずは…「ロケ地」としての認知度をUP!

・ロケ地情報誌『ロケーションジャパン』への広告掲出

映像製作者も多く購読する、ロケ地情報誌『ロケーションジャパン』に広告を掲出し、撮影現場についての知識を持ってロケを受け入れていることをアピールしました。

・ロケ地紹介DVDの作成

ロケ地・茂原市の魅力を映像にまとめ、制作者に向けて1000枚を配布。制作者からは「端的でわかりやすくて良い」「興味味を持つきっかけになった」という声が寄せられました。

 

▼ロケ応援団「もばロケ☆ネギらい隊」を結成!

市民ボランティアにより結成された、ロケ応援団「もばロケ☆ネギらい隊」が誕生。メンバーは、地元の飲食店関係者やホテル関係者、鮮魚店、建具店などさまざま。ロケ現場の監視や誘導、差し入れなどで現場を盛り上げており、キャスト・スタッフの安心感につながっています。

 

▼2年で問い合わせ500件、撮影100件超へ

・ロケーションサービスの充実した支援体制
・ロケに使える場所が豊富
・市民の理解がある

……といった魅力が映像業界で広まり、人気のロケ地へ!

2021年もロケツーリズムによる町の魅力づくりを続けています。

 


近年の主なロケ実績


【2020年度】
・映画『浅田家!』:二宮和也さんほか
・映画『罪の声』:小栗旬さん、星野源さんほか
・映画『青くて痛くて脆い』:吉沢亮さん、杉咲花さんほか
・ドラマ『24 JAPAN』:唐沢寿明さん、仲間由紀恵さんほか
・ドラマ『青のSP—学校内警察・嶋田隆平—』:藤原竜也さん、真木よう子さんほか
・ドラマ『トッカイ~不良債権特別回収部~』:伊藤英明さん、中山優馬さん、広末涼子さんほか
・ドラマ『ここは今から倫理です。』:山田裕貴さん、茅島みずきさん、池田優斗さんほか

【2019年度】
・ドラマ『パパがも一度恋をした』:小澤征悦さん、塚地武雅さん(ドランクドラゴン)、本上まなみさんほか
・ドラマ『絶対零度~未然犯罪潜入捜査~』:沢村一樹さん、横山裕さん(関ジャニ∞)、本田翼さんほか
・映画『ブラック校則』:佐藤勝利さん(Sexy Zone)、髙橋海人さん(King & Prince)ほか
・ドラマ『刑事7人』:東山紀之さん(少年隊)、倉科カナさん、塚本高史さんほか
・ドラマ『家政夫のミタゾノ』:松岡昌宏さん(TOKIO)、伊野尾慧さん(Hey! Say! JUMP)、川栄李奈さんほか

【2018年度】
・ドラマ『ストロベリーナイト・サーガ』:亀梨和也さん(KAT-TUN)、葉山奨之さんほか
・ドラマ『初めて恋をした日に読む話』:横浜流星さん、中村倫也さんほか

【2017年度】
・ドラマ『僕の初恋をキミに捧ぐ』:野村周平さん、桜井日奈子さんほか
・ドラマ『3年A組―今から皆さんは、人質です―』:菅田将暉さんほか